Saturday, August 3, 2013

【ご参考】アドヴァイタ ヴェーダーンタと、ヴェーダーンタは同じです。



ヴェーダーンタといったらアドヴァイタです。

なんでこんな話をするかというと、このブログのタイトルに、「アドヴァイタ」という言葉を入れているので、ヴェーダーンタとは違うのかと思う人がいるかもな、と考えたからです。

ヴェーダーンタの中に、アドヴァイタという学派があるとか、そういうことではありません。

ヴェーダーンタの教えの軸が、アドヴァイタなのです。

アドヴァイタの意味は、「2は無い」ということ。

2といったら、2から始まり、無限大∞までの数字すべてを含みます。

それが何を示すかというと、この世界全部です。

青い空、工事の音、白いご飯の味、10分前、優しい気持ち、痒い、お腹すいた、テレビの中の芸人、全部と言ったら全部。

私の前に立ちはだかる果てしなく広がったこの世界。

そしてこのアドヴァイタ、「2は無い」と言うことで、世界を否定しているわけではありません。

2がないのなら、ゼロか、イチでしょう。

ゼロではないです。

理由はそのうちお話します。

答えはイチです。

この世界に、もしイチしかないとしたら、イチがこの世界全体のはずです。

曇り空、ピアノの音、赤飯の味、10分後、ひん曲がった気持ち、くすぐったい、お腹いっぱい、テレビ、全部と言ったら全部。

イチに含まれます。

2以上の数えきれない私の世界は、全部イチに含まれてしまうんです。

そのイチからは、裂けた枝毛の片方ですら、外に追いやることはできません。

自分がそのイチであることを知る。

ということは、イチである。ということ。

”oneness”

自分「=」世界。

小さな自分と無限に広がる世界を分けてしまうよりも、ひっくるめることが、人にたくさんのリリースを与えます。

もう戦う相手がいないということですから。

シンプルに生きるための知識。

空想の哲学、個人的な思想や思い込みではない、教典に基づいた、隙がなく論理的なヨーガの教えです。




photo credit: Meanest Indian via photopin cc

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