今日は新月から数えて4日めチャトルティ。
ガネーシャの日です。
特に今回のヴィナーヤカ・チャトルティは、一年の中でも特にお祓いのパワーが高いそうで、インド中でお祝いされています。
みなさんも今日はガネーシャにお願いごとをしてみましょう!
今日はガネーシャにまつわる小話を、プラーナから一つ紹介します。
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どっちが早くこの世界全てを見て回って帰ってこられるか。
ガネーシャと弟のカールティケーヤが競争することになりました。
ガネーシャはどっぷりとしたお腹で、乗り物も小さなネズミ。
それに反してカールティケーヤはスリムだし、孔雀に乗って雷のような速さで移動することができる。
カールティケーヤはもちろんオレの勝ちに違いない!と確信していたに違いありません。
ところが、カールティケーヤが帰ってきた時、そこには大好物のモーダカをモリモリ食べてすっかりくつろいでいるガネーシャの姿が!!
ガネーシャの勝ち!
しかも、カールティケーヤが帰ってくるまでに世界をゆ~っくりと3周も回ってきたと言うのです。
カールティケーヤは尋ねました。
「一体どうやって??」
ガネーシャは答えました。
「お父さんとお母さん(シヴァとパールヴァティ)が僕にとっての世界全部だからね。二人を並べてその周りを回ったんだよ!」
そしてガネーシャは勝者として認められ、神様界のリーダーの名を欲しいままにしました。
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可愛らしいお話ですね!
photo credit: What What via photopin cc
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